使い比べてわかった本当の実力
Any Pen テクノロジーに適したペンを調べる
レノボのYOGAシリーズで採用されている「Any Penテクノロジー」はどんなペンでもスタイラスペン代わりになる技術です使えるのは「先端が1mm以上で導電性があるもの」
そんなAny Penですが、実際どんなペンが書きやすくて使い易いのか
- 手書き入力
- タッチ操作
検証環境
- タブレット:レノボ YOGA2 with Windows 8インチ 注)保護フィルムは未使用
- 1.ソフト:Meta Moji Note Lite(フリーソフト) 注)Bambo Paper(フリーソフト)、One Noteよりも使いやすかったので採用
- 2.ソフト:エクセル(Office 2013)
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エントリーは5本
今回使い比べたのは下記の5種類- 書けなくなったボールペン 通常のボールペン
- 鉛筆 こちらも普通の鉛筆
- 100均のスタイラスペン セリアで購入
- ELECOM 極細タッチペン ペン先は導電性プラスチック、先径は約2.5mmのELECOM スマートフォン用タッチペン 大 極細 ブラック P-TPLFBK
- ワコム Bamboo stylus ペン先に導電性繊維を使用した6mmサイズのワコム Bamboo Stylus solo さらに滑らかな書き心地を実現したペン先 CS160E
先端はたぶん1mm未満だと思う
芯の硬さは「B」
先端は中空の導電性ゴムでやわらかい
「ふにゃふにゃ」と表現した方がぴったりだ
手書き入力No.1はコレだ
文字の高さが14mm以下になるようにアルファベット、数字、カタカナ、ひらがな、漢字の組み合わせをエントリー順に書いた良かったのは2番の鉛筆と4番のELECOM 極細タッチペン
1番のボールペンはペン先が細すぎて反応が悪く、3番の100均と5番のBamboo stylus soloは誤反応が多く、要らない所に「点」がつきまくった
追加でエントリー
鉛筆とELECOM 極細タッチペンはとても反応が良かったが、書くときの「コツコツ」音が気に入らなかったので、DIYスタイラスペンを作ってみた導電性ゴムの中に詰め物をして「ふにゃふにゃ」感を解消した
作り方に関しては「Any Pen向けDIYスタイラスペンを作る!」をご覧下さい
追加エントリーの実力は?
他の5本と同じやり方で検証した(結果は6番の青枠)見ての通り、2番の鉛筆や4番のELECOM 極細タッチペンと同じで誤反応がなく、良い結果となった
タッチ操作No.1はコレだ
キーの大きさ9mm前後のキーボードで「abcde12345」の10文字をタッチ入力で確認した誤反応がなかったのが、2番の鉛筆と4番のELECOM 極細タッチペンと6番のDIYスタイラスペン
1番のボールペンは反応が悪く何回も押す内に誤入力が発生
3番の100均と5番のBamboo stylus soloは勝手に連続入力されていた
Any Penタブレットに最適なペンはコレだ!
1番のおススメはDIYスタイラスペン誤反応がなく「コツコツ」音もない
適度な抵抗が有り書きやすく、紙に書いている感覚に近いものがあった
作るのが面倒ならELECOM スマートフォン用タッチペン 大 極細 ブラック P-TPLFBKがおススメです
「コツコツ」音はするが画面を汚さないし、反応も安定していた
注)対応機種専用とあるが、Any Pen仕様では問題なく使えました
代用品なら鉛筆がベスト
鉛筆の先端径や画面の汚れを気にしないといけないかもしれないが、指でタッチするより細かく操作出来、手書き入力も安定していた
考察
Any Penテクノロジー採用のタブレットに対しては、中空仕様のペン先よりも中身の詰まった「ハード」なペン先の方が誤反応が少なく、手書き入力も安定することがわかったAny Pen仕様は静電気を発生させる高価なスタイラスペンや専用ペンでなくても、ストレスなく使用出来ることがわかった
★ペン選びにはいろいろ迷っていましたが、これで迷いがふっ切れました★
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